スポーツでも勝負にこだわる

靴紐

男は何事にも凝り性で、こだわりがちな面があります。趣味では他の人が見ても全く気付かないような部分までこだわりを持って手間を掛け、仕事でも本質とは関係ない部分に時間を使ってしまうこともあります。そんな男のさがとも言えるこだわりは、スポーツにおいても発揮されます。

プロ選手ではない一般人が趣味の範疇でスポーツを行うときは、仲間とともに汗をかいて競技そのものを楽しむという側面が強いです。フットサルやソフトボールなどは性別にかかわらず楽しむことができ、試合が終わった後は結果に関係なく飲みに行くことも珍しくありません。しかし、スポーツをするにも男のこだわりが出てきてしまいます。

そのこだわりこそが勝負で、どんな場面でも勝ち負けを非常に重要視するのです。それは試合の勝敗だけではなく、試合中のワンシーンでも同じです。たとえば、フットサルで相手と一対一の状況になったときに男はそのシーンが相手との勝負であると認識します。そのため、味方のフォローを待つこともなくドリブルで相手を抜こうとしてしまうのです。そして、相手を抜くことができれば自分の勝ちとして大いに喜び、抜くことができなければ負けたことを自覚して悔しがります。その点において、チームの勝敗や仲間との結束は別問題になるほどなのです。